Mochajava Cafe Park Side - モカジャバカフェ・パークサイド -

平日 : 11:30pm - 24:00am、金土祝前日 : 11:30pm - 26:00am

与論島

2010年5月(May)、鹿児島県与論島

今回店長横井が旅したのは鹿児島最南端、奄美群島終点、周囲23.5kmの小さな島与論島です。正式名称は「よろんじま」。県境にある美しい島は「東洋の真珠」と呼ばれ、周囲を透明度の高い海と珊瑚礁に囲まれています。 僅か28km先には沖縄本島最北端、かつて本土復帰を願う「かがり火集会」が行われた辺戸岬があります。

- 鹿児島県与論島 -

管理人もお薦めの離島与論島。とても小さな島ですが、彼方に続く美しい自然が刻一刻と表情を変えるので飽きません。突然スコールが降り出したかと思うと、瞬く間に雲間から太陽が覗きます。水平線はいくつもの雨の境界線を携え、島に近付く大粒の雨脚を楽しむことも出来ます。雨もまた夏の風物詩の一つでしょう。リゾートや買い物を楽しみたい方は少し先に進んで沖縄本島、何もないことが贅沢だと思える旅行者は鹿児島県終端与論島と、滞在地をそれぞれの好みに合わせることも簡単です。

人も風景もとても穏やかな島です。以前に比べ観光客は減ったと聞きましたが、離島好きの旅行者にとっては良い具合と言えるでしょう。沖縄で例えるなら宮古島に近いかと思います。以前の盛夏の沖縄本島安謝新港や、石垣島離島桟橋に漂うむせ返るような旅行者の熱気はありませんが、ジリジリとした夏の離島を存分に味わうことが出来ます。

※ 与論島までの交通手段は空路もしくは海路になります。交通情報の詳細に関しましては直前を調べるのが一番かと思うので割愛します

与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島

荻上直子監督、映画「めがね」はロケ地与論島の空気感を上手くフィルムに残した作品でした。キャストも含め「かもめ食堂」からの流れがあると思うのですが、一連の物語と与論島の大らかな気配が絶妙に噛み合っていて、一休みのような緩い映画でありながら、しっかりと印象に残る作品となっていました。映画に登場するオープンキッチンや宿は今でも残っていて、見ることが可能です。犬のコージも元気に暮らしています (犬小屋の犬、本名KEN)。ところでタエコ役の小林聡美と言えば大林宣彦監督の映画「転校生」を思い出します。映画「転校生」もまた尾道の美しい風景をフィルムに残した作品でした。

1999年中江裕司監督、沖縄民謡をベースとしたミュージカル作品「ナビィの恋」は舞台が粟国島でした。この作品が遺作と成った長老役の嘉手苅林昌 (かでかるりんしょう)は島唄の神様です。2004年篠原哲雄監督「深呼吸の必要」は沖永良部島や宮古島、2005年熊澤尚人監督作品「ニライカナイからの手紙」は竹富島など、南西諸島の島々には数多くのロケ地が点在しています。その一つ一つを尋ねるのも一興でしょう。物語の終点でもあるので寂しさは若干感じますが、映画を楽しむ基準にもなります。

与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島

大金久海岸沖合1.5km、干潮時に現れる別名「百合ヶ浜」は「東洋の真珠」を体現する絶好の場所と言えます。星砂が混ざる白い浅瀬と、その周囲を覆う透明な海が夏の空を反映してます。「百合ヶ浜」まではグラスボートを利用出来るので、楽しみも倍増でしょう。当然潮汐によって容姿が変わるので、眼にする風景もそれぞれで異なります。砂紋の美しい起伏を瞬間毎に楽しむのは贅沢なことだし、旅そのものと言えるでしょう。

与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島
与論島

サンライズやサンセットも小さな島ならではの特権です。島の何処に居ても東端や西端は遠くないので、その時間帯を穏やかに待つことが出来ます。与論島はハブも居ないので、暗がりでもそれなりに安心出来ます。また各離島には数が少なくとも都心では味わえないお薦めのカフェが存在します。是非探してみて下さい。ちなみに写真は umi-cafe。 最後になりますが、与論空港はとても小さな空港で、緑に囲まれた滑走路の先には水平線が広がっています。離島気分を存分に感じることが出来る薦めの場所の一つです。海路の場合海象条件によって接岸する地区が供利地区と茶花地区のどちらかになりますが、やはり南西諸島ならではの港の風景を味わえます。